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きっかけ |
スペックをご覧になった方はお分かりかと思いますが、嫁さんがオーストラリアのパースに5年間留学していました。
論文が通って卒業できる見込みでしたので、日本に戻っておりましたが、彼女の卒業式に合わせて現地で結婚式、帰国後に日本で披露宴という流れと成りました。 せっかくなので、オーストラリアの法律に従ってということに。
ついでに、親孝行はできるウチにと言うことで、式を挟んで前半は婿家族とマーガレットリバーへの小旅行、後半は嫁家族とワイルドフラワーとゴルフで親孝行という趣向です。海外ウェディングの難しいところの一つとして、参列してもらえる家族、特に両親にどう楽しんでもらうかというところではないでしょうか。
もう、おわかりかと思いますが、このサイトは婿が書いています。
また、舞台は西オーストラリア州のパース市(Perth City)です。インド洋に面した小さな都市です。
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パース市 Perth City |
西オーストラリア最大の都市で、緑と海と川とが調和のとれた美しい街です。
週に2,3本の直行便が成田との間にあります。成田→パースも、パース→成田も夜出発、翌朝着となっています。10時間くらいのフライトで、寝たら着いている感じです。
直行便が無い日は、シドニー経由などで乗り継いで行く必要があります。直行便が少ないこともあり、日本から家族・友人の参列がある場合は、国内線に乗り継いで来てもらうことになるでしょう。国内線といえどもかなり広いオーストラリア…4~5時間くらいのフライトになります。
日本との時差は無いか(夏時間)、もしくは1時間の時差なので、時差ぼけの心配はないでしょう。
空港は市の中心部から内陸に向かった方向に国際線用と、国内線用2つあります。2つは数キロ離れていますが、市内に行くよりは近くにある感じです。いずれの空港も市内へのアクセスは、シャトルバスかタクシーもしくはレンタカーになります。
私は、嫁さんが留学しているときに、2回ほど来ました。1回来たら何度でも来たくなる。そんな場所です。
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キングスパークから望むパース市(Perth City) |
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パースとマーガレットリバーの位置関係 |
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マーガレットリバー Margaret River |
パースより南に位置するリゾート地域です。車で3~4時間くらいでしょうか。北半球とは逆に、南下すると涼しくなります。2月にパースは最高気温35度を超えることもありますが、マーガレットリバーは30度以下で過ごしやすい気温です。9月の気温は18度くらい。長袖シャツが丁度良いくらいでした。
昔は木材の輸出などで活況を呈していたようですが、いまはワイン、オリーブオイルなど地中海に似た気候を利用した農産物が有名で、避暑地や美しい海岸のリゾート地になっています。多数のワイナリーがあり、特にシラーズ(Shiraz)と呼ばれるぶどう品種のワインは是非飲んでみてください!
私は嫁さんと、過去1回来たことがあるのですが、そのときに両親に買っていったお土産のオリーブオイルが好評だったこともあり、今回は嫁さん案内で、私の両親をもてなすという趣向で行ってきました。せっかくパースに来たらマーガレットリバーには是非足を伸ばしてくださいね。
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オーストラリアの制度による結婚式 |
このサイト最大のテーマというか前提条件になりますが、実は日本人同士のカップルであっても、オーストラリアの法律に則って結婚することができます。リーガルウェディング、フォーマルウェディングと呼ばれている方法です。
日本と異なり、オーストラリアでは、「結婚式司祭」と呼ばれるオーストラリアの法律上の資格を持った人だけが、オーストラリアの法律に則って結婚式を執り行うことができます。そして所定の手続きをふむことで帰国後、日本の戸籍に『婚姻がオーストラリア国の様式で行なわれた』という旨を記載することができます。また1ヶ月以上前に届けを出すこととが必要になります。 日本での婚姻届は帰国後に出します。
□在日オーストラリア大使館による解説
業者さんが、この制度の結婚式をサポートしてくれるサービスもあるようですが、それはそれ。自力でどこまでできるのか?みなさんの参考になれば幸いです。
パース(正確にはパース近郊のマンジュラ)には、日本人の奥さんと結婚したテリーさんという結婚式司祭がいらっしゃいます。日本人の参列者がいても安心です。 |